MDM は、顧客、仕入先、拠点、勘定科目など、企業の複数の業務で共通に使う基本のデータ(マスターデータ)を、全社で統一し、正確に保つための取り組みです。Master Data Management の略です。
調査会社 Gartner は、MDM を、業務の部門と IT の部門が協力して、企業が公式に共有するマスターデータの統一、正確さ、管理の責任、意味の一貫性を確保する取り組みと説明しています。技術に支えられた、業務上の規律と位置づけています。マスターデータは、企業の中核になる対象を一意に表す、識別子と属性の集まりとしています。
PIM(商品情報管理)は、顧客に向けた商品情報を扱います。1社の PIM システムの導入を調べた 2021年の論文は、ERP のデータの一貫性の不足が現状の分析を難しくしたとして、PIM システムより先に MDM のしくみを入れることを勧めています。MDM という略称は、スマートフォンなどの端末を管理するモバイルデバイス管理(Mobile Device Management)にも使われます。
- 正式な名前
- Master Data Management
- 業界
- 製造業
- 業務
- 業務システム
- 出典の確認日
