インシデント管理は、サービスの計画外の中断や品質の低下などの事象(インシデント)を記録し、優先順位を付け、解決して終了するまでを管理する手順です。JIS Q 20000-1:2020(ISO/IEC 20000-1:2018)が、サービスマネジメントの手順の 1つとして定めています。
情報処理推進機構(IPA)の IT サービスマネージャ試験のシラバス(Ver.5.1、2023年12月)は、インシデントを説明しています。サービスの計画外の中断、サービスの品質の低下、または顧客や利用者へのサービスに影響していない事象、という説明です。手順には、記録と分類、影響と緊急度を考えた優先順位付け、必要に応じたエスカレーション、解決、終了を挙げています。
日本情報経済社会推進協会の手引きによると、JIS Q 20000-1:2020 では、旧版で 1つだったインシデント管理とサービス要求管理が、2つに分かれました。同規格は、ISO/IEC 20000-1:2018 と同じ内容で、2020年3月23日に改正されました。IPA のシラバスは、インシデントの傾向を分析して問題を特定する「問題管理」を、別の項目にしています。
- 読み
- いんしでんとかんり
- 英語
- incident management
- 業界
- 製造業、金融・保険、教育機関
- 業務
- サポート・保守、規格と法規制
- 出典の確認日
関係する用語
出典
- ISO: ISO/IEC 20000-1:2018 Information technology — Service management — Part 1: Service management system requirements(別のタブで開きます)
- 日本規格協会: JIS Q 20000-1:2020 情報技術-サービスマネジメント-第1部:サービスマネジメントシステム要求事項(プレビュー)(別のタブで開きます)
- 日本情報経済社会推進協会: ITSMS ユーザーズガイド ~JIS Q 20000-1:2020(ISO/IEC 20000-1:2018)対応~(2020年8月18日)(別のタブで開きます)
- 情報処理推進機構(IPA): IT サービスマネージャ試験 シラバス(Ver.5.1、2023年12月)(別のタブで開きます)
